【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.2

【3分で読める】学校では教わらないお金の話
ちゃい先生
ちゃい先生

前回の復習 「お金持ちになるにはどうしたらいい?」

使う(消費・浪費する)お金よりも、得る(稼ぐ・増やす)お金が多くなるようにしたらいい!

このブログを読み終えると…

  • 自分が働くこと以外で、お金を「増やす」にはどうしたらいいかが分かる!
ちゃい先生
ちゃい先生

ずばり結論!

自分が持っているお金に働いてもらえばいい!

 お金が働くってどういうことだろう?お札に足が生えて、自分の代わりに会社に行ってくれたら最高だよね。お金がお金を生み出す永久機関といってもいい。そんなファンタジーは2024年の地球では起こらない。でも、

「お金がお金を生み出す」というのは、2024年の地球で起こっているんだ

 そんな魔法みたいな仕組みのことを「投資」と呼ぶんだ。「株式投資」とか、今話題の「FX」とかがそれにあたる。他にも「金(ゴールド)」「債券」「不動産」など、たくさんのお金がお金を生み出す仕組みが存在する。「投資」にはいろんな種類があるんだね。でも全ての投資に共通して言えることがある。それは、

一度自分が持っているお金で何かを買って、買ったものの価値が上がることで、お金が増える

ということ。例を見てみよう。

【株式投資】

①企業Aは経営していくためにたくさんのお金が必要。たくさんお金を集めるために、企業Aは1株100円で「株式」を発行した。(株式はデジタルの世界で売り買いされているよ!)

②「企業Aはこれからもっとたくさんお金を稼ぐ会社になるぞ」と思ったBさんが、企業Aの株式を100株買った。(このときBさんは、100円×100株で、10000円分の株式を持っていることになるね)

③企業Aは、Bさんたち株主が株式を買ってくれたお金を使って、企業を経営する。

④企業Aはその後大きな会社となり、企業Aが発行していた株式をみんなが欲しがるようになった。

⑤みんなが企業Aの株式を欲しがったことで、企業Aの株式の値段は200円になった。(Bさんが持っていた株式は、200円×100株で、20000円の価値になった。)

 上の例を見ると、Bさんは自分自身が働いたわけでもないのに、株式を買ったことでお金を増やすことができた。このようにお金が勝手にお金を生み出す仕組み、これが「投資」というものだ!自分ではなく、お金が働いてくれたんだ。

ちゃい先生
ちゃい先生

理由は人それぞれいろいろあるだろうけど、一番の理由は、

「投資」をすることでお金が減ることがあるから、じゃないかな?

 何かを買ったわけじゃないのにお金が減るのって嫌だ。買えたはずのものが買えなくなるんだ。でもお金が増える確率とお金が減る確率は誰にも分らないし、どんな投資をするかにもよる。世の中にはたくさんの「投資」があって、良いものもあれば、楽してお金を増やしたいっていう気持ちにつけこもうとするアヤシイ投資もあったりするのも事実なんだ。これがもう本当に多くて困ってる!

 でもきちんと勉強して、どんな投資なら安全なのか、自分はどれくらいお金が減る可能性に耐えられるだろうか(これを「リスク許容度」というよ)というのを考えて、投資ができるようになれば、お金持ちに大きく近づく。というか、世の中の多くのお金持ちは投資によって資産を大きくしているのが現実。お金持ちになりたい人にとっては、避けて通ることができない。

 お金が増える可能性と、お金が減る可能性、どちらも考えて納得した上でみんなには「投資」をしてほしい。今日のみんなへのメッセージは2つ!

投資に挑戦してみよう!自分が働いて増やすお金には限界がある!たくさん勉強していけば、投資も怖くない!他のみんながまだあまりやっていない今がチャンスかも…。

誰かに買わされたものではなくて、勉強して自分で納得して選ぶのが大切!アヤシイと感じたらその直感を信じて!

ちゃい先生
ちゃい先生

おすすめは

自分の収入の範囲内で、15年以上の時間をかけて行う、長期分散投資!!

 「長期分散投資」って、聴きなじみのない言葉が出てきてしまった。難しい言葉が出てきた時点で「難しいからいいや!」ってなっちゃうよね。大丈夫!次回ゆっくり説明するよ!

 今日覚えて帰ってほしいのは、「収入の範囲内」で投資をすること。これはとてもおすすめしたいこと。投資をすることでお金が減る場合があるってのはさっきやったよね?お金が減り続けた場合、みんなやみんなの家族は、お小遣いが無くなっちゃうだけじゃなくって、最悪の場合、生活ができなくなってしまう。

 それだけならまだマシで、「信用取引」って投資をすると、今たくさんお金を持っていなくても大きな金額で売買ができて一攫千金を狙える。でもその分損をするときには、自分が本来持っているはずのお金より多くのお金を失うことになる。つまり借金を背負ってしまうんだね。

 すべての借金が悪いものではない(その理由はまたいつか話そう)。けど自分のリスク許容度への理解や、お金を返す能力、知識が不十分なまま手を出すと痛い目に合ってしまうこともあるよ。

 今からお金の勉強を始めるみんなには、「短期間で一攫千金!億万長者!」よりも、「ゆっくり時間をかけてちょっとずつ、気づいたらお金持ち!」を目指してほしいな。

 ではまた次回!!

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