【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.7

【3分で読める】学校では教わらないお金の話
ちゃい先生
ちゃい先生

前回の復習 「保険」ってなに?

アクシデントで人生を台無しにしないための、お金の備え

のこと!

このブログを読み終えると…

  • 「貯金」と「投資」の違いが分かる!

 みんなはお金持ちになろうと思ったらどんな方法を思いつく?この「学校では教わらないお金の話」を続けて読んでくれている君なら、きっと「投資」を思いつくんじゃないかな?もう一つ大きなお金を手に入れる方法として、「貯金」を思いつく人もいるだろう。

 どちらも「ゆっくり時間をかけてちょっとずつ、気づいたらお金持ち!」になるためには欠かせない方法なんだけど、どんな違いがあるんだろう?

ちゃい先生
ちゃい先生

「投資」と「貯金」の一番大きな違いは、

「貯金」よりも「投資」の方が、リスクが大きい

ということ!

 「投資はリスクが大きいんだ…危険だからやめておこう」と思ったそこの君!ちょっと待った!「リスク = 危険なもの」だと思わなかった?実は投資の世界では、

リスク = 増える可能性と減る可能性

のことを言っているんだ。つまり、リスクが大きいということは「増える可能性も大きいし、減る可能性も大きいのが投資。その逆(リスクが小さいの)が貯金」ということになる。

 「大きく増えもしないし、大きく減りもしない貯金」と「大きく増えるかもしれないし、大きく減るかもしれない貯金」、君はどちらに向いているだろう。前にもちらっと話したけど、このリスクをどこまで我慢できるか(減った時に耐えることができるか)を「リスク許容度」と呼ぶよ。ちょっと難しい言葉だけど、君ならもう言葉の意味を理解できたはずだ!

ちゃい先生
ちゃい先生

ずばり!

「投資」には複利の力が大きく働くから!

みんなの疑問
みんなの疑問

複利の力??必殺技かなんかかな??

 そうです。複利の力はすさまじくて、投資の世界では必殺技も同然。かの有名な科学者は「複利は人類最大の発明」って呼んだくらいだ。どういうことか、「貯金」と「投資」を比較しながら見てみよう。

【100万円を10年間、銀行の普通預金で「貯金」した場合】

1年目:銀行に預けていた100万円に利息(金利)がついて、100万10円になった。

2年目:銀行に預けていた100万10円に利息(金利)がついて、100万21円になった。

10年目:100万80円 ←銀行が倒産しない限り、預けたお金が減ることはない!

※金利は0.001%で計算をしています。でも2024年8月から金利が上がったってウワサだよ。

 100万円を10年預けて80円だけ増えた。増えもしないけど、減りもしない。これが「貯金はリスクが少ない」という理由だ。

【100万円を10年間、年利(金利)3%で「投資」した場合】

1年目:100万円を年利3%で運用して、103万円になった。

2年目:103万円を年利3%で運用して、106万900円になった。

10年目:134万9354円 マイナス(100万円以下)になっていることもある!

 なんと投資したことで、34万9354円も増えた!!でも忘れちゃいけないのは、株価が下がり続けて100万円を下回る可能性もあるということ。これが「投資はリスクが大きい」という理由だ。

 急に「金利」という言葉が出てきたね。簡単に言うと、「お金を貸し借りしたときのお礼」みたいなもんだ。お金の世界では金利がとてもとても重要。2024年8月は、たくさんの大人たちがこの金利のニュースに右往左往させられたもんさ。

 金利にさらに金利がくっついてきて、雪だるまみたいに金額が膨れあがっていく。これが複利。複利は良い使い方をすればこの上ない味方だけど、場合によっては強敵となることもあるから注意が必要だよ!例えば、借金をするときとかね…。この話はまた今度にしよう。

 ここまでをまとめると、「投資」が「貯金」に比べてリスクが大きくなる理由は、「金利」の大きさの違いにあるということになる。お金持ちになるために、たくさん勉強して金利を味方につけることができるようになりたいね!

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