【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.9

【3分で読める】学校では教わらないお金の話
ちゃい先生
ちゃい先生

前回の復習 かしこい買い物って、どんな買い物?

リセールバリューを考えてから、購入する買い物!

このブログを読み終えると…

  • 「貯金」をしていると、使えるお金が減ることがある理由が分かる!
  • 「貯金」と「株式投資」を組み合わせて、資産形成をするメリットが分かる!

 今日の話が本当ならとんでもないことだ。泥棒からお金を守るために銀行にお金を預けているのに…。でも「貯金」をすることで、使えるお金が減ることが実際にあるんだ。それはどんなときだろうか?

ちゃい先生
ちゃい先生

ずばり!

モノの価値が高くなった(インフレーション)とき

 ニュースでたまに聴く「インフレーション」。これは、モノの値段が高くなる、つまり物価が上昇している状況のことを指している。と同時に、相対的にお金の価値が下がっている状況とも言えるんだ。本当にお金の価値って変わるんだろうか?例を見てみよう。

【リンゴが1つ50円のとき】

100円玉には、リンゴを2つの価値がある。

【リンゴが1つ100円のとき】

100円玉には、リンゴ1つ分の価値がある。

 リンゴが1つ50円のときと比べて、1つ100円のときは100円玉の価値は低くなっていると言える。白銅でできた円形の硬貨は、サイズが大きくなるわけでも小さくなるわけでもなく、ただそのままの形をとどめているにも関わらず、時によって価値が上がったり下がったりするんだ。

 ということは、君が貯金箱に入れているその100円も、貯金箱に入れる前と、貯金箱から取り出した後では、厳密にいうと価値が変化していると言える。

 100円玉の価値が下がったことで、2個買えたはずのリンゴが1個しか買えなくなる。これが「貯金をしていると使えるお金が減ることがある」理由だ。

『学校では教わらないお金の話 VOL.7』でも話したように、投資だけをしていると大きくお金を減らす危険性が高まる。貯金だけをしていると、知らず知らずのうちに使えるお金が減っている可能性がある。どうしたら良いのだろう…?

ちゃい先生
ちゃい先生

ずばり!

「株式投資」+「貯金」で、お金を蓄えよう!

 投資のリスクの高さは、貯金のリスクの低さで

貯金の物価高に対する弱さは、投資の物価高に対する強さで

 実は株式投資、というか株は物価高に強い。なぜなら物価が上がると、企業の売り上げが上がり、売り上げが上がった企業の株はみんなが欲しがるから。欲しい人が増えて人気になると、株価は上昇するんだったね。 

 2つを組み合わせることで、それぞれ弱みを補い合うことができる。「投資」と「貯金」。どちらかだけを信用しきったり、どちらかを毛嫌いしたりすると、お金持ちからは遠のいてしまう。2つの特徴や違いを知って、上手に使い分けることができたらいいね!

「ゆっくり時間をかけてちょっとずつ、気づいたらお金持ち!」になるために、君の持っているお金を「投資」と「貯金」に振り分けてみよう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました