お金持ちに近い職業?!「ESBI」の違いが分かる!【3分で読める】学校では教わらないお金の話 VOL.13

ちゃい先生
ちゃい先生

前回の復習 「将来年金は受給できなくなるって本当?」

今のところ、将来年金はもらえそう。自分の目で情報を確かめて、引き続き資産形成をしていこう!

このブログを読み終えると…

  • よりお金持ちに近づくことができる職業が分かる!
  • 「ESBI」を理解できる!
  • 将来の職業選択のヒントになる!
学生のみんな
学生のみんな

医者、パイロット、弁護士、政治家とかかな?

 みんなはどんな職業を思い浮かべたかな?必ずしも「お金持ち=年収が高い仕事をしている人」ではないということは、読者のみんななら想像がつくんじゃないかな。お金持ちになるためには、たくさん稼ぐことだけではなくて、お金を増やしたり、貯めたり、守ったりすることが重要だ。「学校では教わらないお金の話VOL.1」でも勉強したね。

 でも明確に本当の意味でお金持ちに近づくことのできる職業というものがあるんだ。それは医者でも、パイロットでも、弁護士でも、政治家でもない。今日は世の中にある職業を4つに分類しながら勉強していこう。

 全ての職業はこの4つに分類されている。みんなが思い浮かべた職業は、どこに当てはまるかな?

ちゃい先生
ちゃい先生

ずばり、よりお金持ちに近づくことのできる職業は、

「B(Business owner)」と「I(Investor)」に属する職業!

 最も大きな違いは、E・Sに属する職業の人たちは「自分の時間や自分の労働力を使ってお金を稼いでいる(労働収入を得ている)」人たちで、B・Iに属する職業の人たちは「自分の時間や自分の労働力ではなく、自分の持っているお金や事業を元手にお金を稼いでいる(権利収入を得ている)」という点だ。

 この考え方に基づくと、同じ「会社の社長」という職業であっても、大きなグループ企業の雇われ社長で従業員たちと一緒になって労働をしていれば「S」に属するし、会社を保有して実労働がほとんどなければ「B」に分類される。

 ではなぜB・Iに属する人たちは、E・Sに属する人たちと比べて、よりお金持ちに近づくことができるのだろうか。結論は次の2つ。

①お金、時間、労働力を自由に使うことができるから!

 お金、時間、労働力はすべて人が本来持っている「資産」だ。それらを他者から大きく干渉されることなく、自分で自由に選択して使うことができる。他者から搾取されたり、縛られたりすることなく、自分の「資産」を最大限活用することができるという点で、E・Sに属する人たちよりも、お金持ちに近い職業だと言える。

②複利の力を働かせることができるから!

 お金持ちを目指す上で複利の力は無視できない。投資家(I)はお金を複利の力で大きくすることができる。ビジネスオーナー(B)は自分の事業を元手に、他者の時間や労働力で資産を増やしていくことができる。自分の資産を切り売りせずとも、お金を稼ぐことができるという点で、E・Sに属する人たちよりもお金持ちに近いと言える。

 江戸時代に心学を大成した思想家・石田梅岩は言った。「職業に貴賎なし」と。どんな職業も社会に欠かせない尊い職業で、お金というものさしでその良し悪しを測るべきではない。僕自身も中学校教員というEに属する職業に、誇りをもって働いているよ!またE・Sに属する職業についていても、資産1億~5億円の富裕層に到達している人はたくさんいる。B・Iにならなければ経済的に豊かになれないなんてことはない。

 しかし心の中に「お金持ちになりたい」「金銭的に豊かな生活をしたい」という願いがあった時、職業選択の選択肢は決して「誰かに雇ってもらうこと」だけではない、ということを読者のみんなには知っておいてほしい。E・Sに属しながら、B・Iのエッセンスを取り入れて生きることだってできる。

 残念なことに2025年現在の日本の公教育では、こうしたキャリア教育、金融教育、職業教育が浸透していないというのが現実。みんなと勉強しながら、将来的には僕もこの現状を何とかしたいと思っている!これからも、お金持ちを目指して一緒に頑張ろうね!

今日のまとめ

職業は大きく4つに分類される!「ESBI」の違いを知って、職業選択の幅を広げよう!

 

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