今日のテーマは「投資の種類」！投資を始めようと思っても、何を買えば良いか分からない人も多いよね。今日は一般的な投資対象9つの特徴と、投資を始めるときの心構えについて解説するよ。
銀行預金
「銀行預金？投資の話だよね？」と思った人もいるかもしれない。でも多くの人は銀行にお金を預けて、わずかながらだけど利子を得ているよね。そういう意味では、銀行預金だって立派な投資先なんだ。
【超かんたん仕組み解説】
預金口座にお金を預けることで、預けてくれたお返しとして利子を得る。
【リスク】低（かなり）
銀行が倒産しない限り元本割れ（預けたお金が減ること）はない。ただし年利は1％を下回るため、投資によるリターンは期待できない。
株式
投資と言えば株式を思い浮かべる人が多いんじゃないかな？古くは16世紀から存在する、比較的歴史のある投資対象と言える。
【超かんたん仕組み解説】
企業が発行する株式を買うことで企業オーナーの一人になることができる。買った時よりも高い株価で株式を売るか、企業の利益を配当金として受け取ることで、リターンを得る。
【リスク】中
株価の変動によって元本割れのリスクあり。ただし、投資した金額以上の損失を抱える心配はない。
投資信託（ETF・REITを含む）
NISAが広まったことで耳にすることが増えた投資信託。本当にたくさんの種類があるから、買うときは手数料と商品の中身のチェックしたい！最近はネット銀行を中心に、「手数料下げ競争」が見られるのは、投資家にとってうれしいことだね。
【超かんたん仕組み解説】
いろんな国や企業の株式がちょっとずつ詰まった「株式詰め合わせ」。プロに手数料を支払って運用をしてもらう。
【リスク】中
株式に同じ。ただし商品によって、手数料が大きく異なるから、投資成績以外のところでお金を失わないように注意したい。
ETF … 東京証券取引所などに上場している投資信託。
REIT … 投資家から集めたお金を不動産に投資し、その利益を分配する。
債権
特に「国債」は、低リスクで安定して資産を増やしたい人にはおすすめの投資先の一つ！
【超かんたん仕組み解説】
国や企業が発行した債券を購入することで、一定期間ごとに利子を得ることができる。満期を迎えると元本が返済される。
【リスク】低
発行している国や企業の信用力に左右されるものの、安定したリターンが得やすい。満期以前に売却しない限り、元本保証されることが魅力。
金（ゴールド）
太古より、人類がその希少性に価値を見出してきた金（ゴールド）！現在ではわざわざ現物を売り買いせずとも、保有することができるよ。
【超かんたん仕組み解説】
金塊・金貨・ゴールドを採掘する企業の株式を買うなどの方法で保有することができる。
【リスク】中
人類誰しもがその価値を認める商品であるため、世界情勢が不安定なときにも価値が高まる。紙幣の価値が低くなったときの保険としても機能する。
不動産
正直、投資初心者にはおすすめできない投資先。始めるならしっかり勉強して、小額からスタートすることが大切だと思う！
【超かんたん仕組み解説】
戸建てやマンションなどを購入し、大家さんになって家賃収入を得ることが一般的。
【リスク】中高
軌道に乗れば安定して家賃収入を得ることができる。ただし管理する手間を考えると、不労所得とは呼べなくなる。災害、賃貸物件に空室が生まれたり、金利変動が起こると大きく損をするため、投資玄人向け。
先物取引
これまで紹介した１～6の投資対象に比べて、かなり複雑な仕組み！市場を理解し、先見の明を持つ者だけが利益を得ることができる。
【超かんたん仕組み解説】
将来の特定の日に、あらかじめ決めた価格で、特定の商品や金融商品を売買する。一旦少額で、担保として証拠金を支払えば、大きな金額の取引ができる。（こういうのをレバレッジって言うよ）
【リスク】高
成功すれば、自分が本来持っている力よりはるかに大きなリターンを得ることができる。でもその逆も然り…。
FX
SNSを見ていると、このFXで投資の明暗を分けている投資家もたくさん居るね。人気と勢いがある投資対象だからこそ、メリットとデメリットを理解しておこう！
【超かんたん仕組み解説】
外国通貨の売買によって利益を出す取引
少額の保証金を元手に、レバレッジを効かせて行うことができる。為替レートを見ながら、通貨の価格変動による差額で利益を出す。
【リスク】高
いつでもどこでも取引が可能で、小額で大きなリターンを期待できる。でも為替リスクと言って、日本だけでなく外国情勢や、国際関係に大きく左右されるから、売買のタイミングが読みづらいんだ。
仮想通貨
FXに引けをとらないくらい話題になっている仮想通貨。これまで紹介した投資と比べて異質なのは、「発行主体がない」こと。つまり、権威のある機関がその価値を保障しているのではなく、「インターネット上にいる人たちが、価値を認め合って」成立しているデジタル上のお金なんだ。
【超かんたん仕組み解説】
本来実態が無いものに、みんながたくさんお金を投じるのは、「ブロックチェーン技術」によって取引が厳密に管理されており、不正が起こりづらいから。代表格は「ビットコイン」。
【リスク】高
ハイリスクハイリターンの投資対象。まだまだ成長途中の市場であることや、国による規制を受けること、ハッキングのリスクを踏まえて投資するようにしたい。
まとめ：その売買は「投資」なのか「ギャンブル（投機）」なのか
今日は9つの投資について勉強したね！いろんな選択肢があって迷ってしまうと思うけど、何で投資を行うか、最後は自分自身の判断だ。
「いくらの資産があるのか」「どれだけ増やしたいのか」「自分のリスク許容度はどれくらいか」「投資についての知識があるか」「日常生活の中で売買のために時間を費やせるのか」…その目的によって、購入するものは変わる。正解は人によって違うということだね！
そして同じお金を増やす行為であったとしても、「投資」と「ギャンブル（投機）」は違う。「投資」をするのなら、目的・目標額・上限額・期間・知識・根拠を準備して、自分の大切な資産を動かしていきたいね！
今日のまとめ
勉強して、自分と向き合って、理性のある投資をしよう！
※このブログは、あくまで投資対象についての一般的な説明であり、特定の投資を勧めるものではありません。投資は自己責任で行いましょう。
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