【覚書】高配当株の見分け方

 投資や資産形成をしようと思ったとき、読者の皆様はどんな書籍や動画を参考に勉強されたでしょうか?私はといえば、専らYouTubeチャンネル『リベラルアーツ大学』を視聴して日々学びを得させていただいています。2年半前に資産形成をスタートしようと思い立ったとき、考え方や方法まですべてはこのYouTubeチャンネルから学びました。

 そこから得られる知識や情報を、自分自身の状況と照らし合わせながら試行錯誤をする日々です。ここで『リベラルアーツ大学』や、チャンネルを運営されている(勝手に)我が師・両学長の説明をすることは省きますが、ぜひまだご存じでない方は見ていただきたいと思います。

 人の人生を変える程の有益なコンテンツを無料で配信し続ける姿とその膨大な知識と実践力は、経営者としてだけでなく人間として尊敬します。

 今回は『リベラルアーツ大学』で紹介されていた、「高配当株の見分け方」と、私が保有している個別株(銘柄名は伏せます)を照らし合わせてみたいと思います。

 今現在、個別株については2銘柄200株を保有しています。これらは別の書籍を読んで、いわゆる「チャート分析」をして購入したものです。ところが2銘柄とも半年以上株価は下落し続け、私の読みが甘かったと言わざるを得ない結果となっています。

 先日『リベラルアーツ大学』で「高配当株の見分け方」が紹介されている動画を見つけました。…なんて見当違いな銘柄選定をしていたのかと大反省中です。動画で紹介されていた8つのポイントと、私が株を保有しているA社の業績を比較しながら見ていきます。(企業業績は「IR BANK」を参考にしています)

ポイント① 「売上高」ぶれは小さく、右肩上がりになっているか

 A社の売上高は、右肩上がりとは言えず…。期によって大変ブレが大きい。

ポイント② 「EPS」1株当たりの利益は右肩上がりになっているか

 A社のEPSは横這い状態でした。買った当時、いかに短期の株価だけを見て判断していたかが分かります。

ポイント③ 「営業利益率」は10%以上であるか

 A社の営業利益率は2%台。自分でもびっくり、無知って怖い。

ポイント④ 「自己資本比率」は40%以上であるか

 A社の自己資本比率は20%台。自社で準備できる資本の割合を示すこの指標が低い、ということは長期で見たときの倒産リスクに懸念があります。

ポイント⑤ 「営業活動によるキャッシュフロー」は毎黒字で、右肩上がりであるか

 例によって毎期黒字ではなかった!残念!

ポイント⑥ 「現金」など換金性の高い資産が増加していっているか

 私自身が上手く確認できず…。「IR BANK」も上手く利用できるようにならなくては…。

ポイント⑦ 「1株あたりの配当金」安定性・成長性があるか

 こちらについては購入時に参考にした指標でもあったため、特に問題なし。

ポイント⑧ 「配当性向」30%~50%であれば健全

 A社は前期の配当性向が30.3%!大変健全で安心しました。

 ここ数日株価は下落傾向。その変化に一喜一憂する日々が続いています。しかし中長期的に個別株を保有し、配当金を得ることを目的にする場合、先ほどの8つのチェックポイントは「精神安定剤」の役割を果たすのだろうなと感じています。

 もちろん8つのチェックポイントをクリアしていれば100%安全だというわけではないことは理解しています。しかし投資をする上で「自分が納得できる理由があるかどうか」は、売買のタイミングに大きく関わってくるように思います。

 リスク許容度は人それぞれですが、そもそも今までの私の個別株の買い方では、その銘柄が持っている「リスク」を適正に計ることすらできていなかったと猛省しています。今回学んだ8つのチェックポイントのような正しい知識を身につけて、リスクを正確に計り、自分自身が心底納得した上で銘柄選定を行いたいと思います。

 「個別株を買いたかったけど、どんな基準で買えばよいのか分からなかった」と感じていた、私のような方々の参考になればと思います。同時に、YouTubeチャンネル『リベラルアーツ大学』や、両学長の著書・『お金の大学』を紹介して、今日のブログを締めたいと思います。

 …株価が少しでも回復したらA社は即売って、余剰資金で別の銘柄を買おう…。

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